飛行機が好きな方は絶対参加した方がよいツアーがあります。
「ANAブルーハンガーツアー(ANA Blue Hanger Tour)」です。
これはANAが主催する、整備部門の理解を目的としたANA格納庫の見学ツアーです。
普段は遠くからしか見れない飛行機を間近に見学することができます!
しかも参加費は無料。
最強ですね。
ただし!
え?格納庫ってなに?
それって本当に楽しいの??
と、どんなツアーなのかイメージ湧かないですよね。
僕もそうでした。
そこで本記事ではそんなANAブルーハンガーツアーを実際に体験してきた僕が、ツアー内容について解説していきます。
こんな僕が記事を執筆しています。
・マイルやポイントでお得に旅行しています
・2023年航空チケット・ホテル宿泊費無料のハワイ旅行達成
・この経験を皆さんにも味わってもらうためにブログ配信中
飛行機が好きな方は絶対参加した方がよいツアーがあります。「ANAブルーハンガーツアー(ANA Blue Hanger Tour)」です。これはANAが主催する、整備部門の理解を目的としたANA格納庫の見学ツアーです。[…]
・ANAブルーハンガーツアーのアクセス方法
・ANAブルーハンガーツアーの内容
・ANAブルーハンガーツアー参加の注意点
目次
ANAブルーハンガーツアーの概要
<ANAブルーハンガーツアー(公式サイトより引用)>
まずはANAブルーハンガーツアーとは何かについて解説しますね。
整備部門の仕事の理解を目的としたツアー
ANAブルーハンガーツアーの目的は、普段はなかなか目にすることのできない、ANAの安全運行を支える整備部門の仕事内容を知ってもらうためのものです。
特に格納庫での整備については、完全に裏方業務のため普段の搭乗では目にすることができませんね。
そのような貴重な経験をすることができます。
ツアー内容
ツアー内容は以下の通りです。
詳細は公式ページをご確認ください。
↓
②お話し会場(約30分)
↓
③格納庫見学(約60分)
↓
④展示ホール(約30分自由見学)
↓
⑤グッズショップ
醍醐味はとにかく③の格納庫見学ですね!
普段は入ることの出来ない格納庫に入り、飛行機を間近に見学することが出来ます!
そして参加費は「無料」です。
ANAブルーハンガーツアーへのアクセス方法
ANAブルーハンガーツアーへのアクセス方法を解説します。
羽田空港からのアクセス
羽田空港からANAブルーハンガーツアーに参加する場合は、京浜急行バス(空 72系統 貨物・新整備場地区循環バス)の利用が便利です。
【ANA Blue Hangar Tour行き】
乗車場所:羽田空港第1ターミナル1階ロビー15番乗り場 / 羽田空港第2ターミナル1階ロビー16番乗り場
降車場所:西新整備場
西新整備場バス停から徒歩4分
運賃:100円
東京モノレール利用でのアクセス
「東京モノレール 新整備場駅」(各駅停車)が最寄り駅となります。
新整備場駅から徒歩15分
新整備場バス停~ANAコンポーネントメンテナンスビルバス停の間で連絡バス(無料)が運行しています。
※2023年7月1日~2024年3月31日の期間限定運行
バスの時刻表などはこちらの公式サイトをご覧ください。
新整備場駅からの実際のアクセスレビュー
実際に僕がANAブルーハンガーツアーに参加した時の様子をご紹介します。
僕は東京モノレールを使って、新整備場駅から連絡バスを使ってアクセスしました。
新整備場駅の出入り口がこちらです。
周囲は空港関連の施設しかなく、ホントにザ・羽田空港!という雰囲気の場所です。
まっすぐな道路があり、ANAブルーハンガーツアー会場まで徒歩の場合は、この道を15分ほど歩くことになります。
これを歩くのはなかなか大変ですよね(笑)。
出来れば連絡バスを使ってください。
駅の出入り口から徒歩1分の場所が連絡バスの停留所となっています。
思いっきりANAのバス!
間違えることはないと思います。
車内も広々、快適です。
受付・展示ホール・売店
連絡バスはANAブルーハンガーツアーの会場前まで送ってくれます。
到着したら受付を行います。
受付が終わった後は、お話し会が始まるまでの間、展示ホールや売店を自由に見ることができます。
受付
受付をしていて感じたのは、意外と子供が少ないということです。
僕は土曜日に参加したので、親子連れがメインかと思っていましたが、親子での参加は数組だけでした。
飛行機が好きな大人に人気のツアーのようですね。
受付の様子がこちらです。
空港のカウンターと同じような雰囲気になっています。
代表者は本人確認の出来る証明書の提示が必要になります。
受付を行うと搭乗券(ツアー参加証)をくれます。
行き先の都市名が書いてあり、その都市名がお話し会場の座席の場所を表しています。
これから飛行機に登場するかのような受付で、テンションは自然と上がっていきます!
行き先の都市が好きな都市だと、さらに嬉しいですよね。
僕はCGK(ジャカルタ)とMNL(マニラ)でした。
展示ホール
受付完了後、お話し会の開始までは自由時間となります。
展示ホールも自由に見学することができます。
展示ホールの入り口です。
ANAブルーハンガーツアーの看板がどーーーーんとあります!!
中に入ると目に入ってくるのが、大きな尾翼です。
これ、実物大なんです。
これからツアーに参加するにあたって、こんなに大きいのか!と改めて感じることができます。
展示ホールはおまけみたいなイメージだと思いますが、結構本格的で楽しいです。
トルクや内視鏡の体験などがあり、実際に工具に触れて仕事内容を理解することができます。
娘も喜んでやっていました!
売店
また受付前には売店(コンビニ)があり、このコンビニでANAグッズを購入することができます。
ANAグッズは2割引で購入できるのでお得ですよ。
でも人気があるのは、この売店限定のグッズです。
これらは2割引の対象外ですが、貴重なグッズを購入できます。
展示ホールや売店は、ツアー終了後も自由に見ることができます。
ツアー開始前だけでは時間が足りなかった場合は、ツアー後にゆっくりと見てください。
お話し会
ツアー本編のスタートはお話会から始まります。
会場の雰囲気
まずはお話し会の会場からご紹介します。
この会場にも色々と展示物があって、楽しいです。
写真公開NGの展示物もあったので、以下でご紹介するのは展示物の一部です。
会場はフライングホヌ推しでした!!
ホヌの模型や、カウチシート、プレミアムエコノミーのシート、ファーストクラスのシートなどが展示されていました。
ファーストクラスのシート展示は1番人気でした。
実際に電動リクライニングも動作させることができます。
憧れのフルフラットを体験することが出来ます!
会場の座席にはヘルメットが置かれています。
格納庫ツアーでは安全のためヘルメット着用で見学します。
ヘルメットは子供用サイズ(緑色のヘルメット)もあるので、お子さんでも安心です。
お話し会の内容
お話し会は約30分の内容になっています。
最初にツアーの注意事項の説明などあります。
ANAブルーハンガーツアーでは写真撮影は自由ですが、SNSやブログにはANA広報の許可を得たものしか掲載できません。
掲載を考えている方は、このルールに注意してください。
担当の方(僕の回はパイロットを目指す現役CAの方でした)の説明と、動画での業務紹介があります。
ANAの整備は、どのような役割分担で行っているかや、この整備工場がどのような位置付けなのかなど、理解することが出来ます。
内容は子供でも理解できる内容ですが、少し難しめです。
小学2年の娘は途中で飽きちゃったそうです(笑)。
機体工場ツアー
お話し会が終了すると、小休憩を挟んでいよいよ機体工場ツアーの開始です。
格納庫への移動
格納庫へは徒歩で移動します。
最初に飛行機登場の時と同じように搭乗券(見学券)をかざしてゲートインします。
格納庫へはながーい渡り廊下を歩いて移動します。
第1格納庫
いよいよ待望の格納庫に入っていきます!
入口はいってまず感じるのは、格納庫の広さ!!
広い!
とにかく広い!!
そして止まっている飛行機に感動!
感動です!!
ちなみに格納庫は写真の通り外部へ開口しており、庫内はエアコンなどありません。
つまり、夏は暑く!!冬は寒い!!です。
僕が見学したのは9月で比較的に暑さが落ち着いてきていましたが、それでもかなり暑かったです。
見学の際は服装など、気を付けてください。
そして普段は近づけない航空機の間近に近づくことが出来ます。
こんなに尾翼を近くで見るのは初めてです!
格納庫がどれぐらい広いかわかる写真をご紹介します。
写真だと通路の先・・・見えないですね(笑)
航空機が停まっていないスペースはめちゃくちゃ広々です!!
第2格納庫
僕が見学した日は第1格納庫に2機しか航空機がいなかったため、第2格納庫へ移動しました。
通常は第2格納庫は見学ルートに入らないらしく、貴重な経験が出来ました。
第2格納庫はANAの入社式や報道発表を行う場所です。
エンジンもこんなに間近に見ることが出来ます!
第2格納庫では飛行機の近くまで行くことが出来ました。
整備中のエンジンなども見学できました。
分解中のエンジンは初めて見ました。
第2格納庫には整備の訓練で利用している、退役したトレーニング機もありました。
これもまた貴重な機材ですね!
とにかく普段は見れない距離で航空機を見学することができて、あっという間の1時間30分でした。
1時間30分ずっと歩きっぱなしなので、お子さんや高齢の方は体力的にちょっと大変かもしれません。
ANAブルーハンガーツアー参加の注意事項
最後に、ANAブルーハンガーツアーに参加する際の注意事項をまとめます。
②写真撮影は自由だが、SNSなどに掲載するにはANA広報の許可が必要
③格納庫内はエアコンなし。暑さ、寒さ対策が必要
④見学は1時間30分歩きっぱなしなので、動きやすい服装で
参加する際は上記の事項に注意して参加してください。
ANAブルーハンガーツアーは最高のツアー
本記事では、「ANAブルーハンガーツアー」の体験レビューをご紹介しました。
普段は近くで見れない飛行機が間近に見れる貴重なツアーです。
飛行機好きな方は満足すること間違いなし!です。
しかも無料。
とにかく人気なので、予約は予約開始となる1ヶ月前にとりましょう!
ANAブルーハンガーツアーの予約方法については、こちらの記事をご覧ください。
飛行機が好きな方は絶対参加した方がよいツアーがあります。「ANAブルーハンガーツアー(ANA Blue Hanger Tour)」です。これはANAが主催する、整備部門の理解を目的としたANA格納庫の見学ツアーです。[…]
最後までお読みいただき、ありがとうございました。