本サイトを運営する初心者ブロガーの「おむすびころりん」です。
ブログ運営は思っていた以上に奥が深いです!色々と勉強しないとわからないことだらけです。
そんななか、勉強のために読んでみた書籍についてレビューします。
今回は「沈黙のWebライティング」です。
・SEOのためのライティング技術の基礎を学びたい人
・検索エンジンからのアクセス数を増やしたい人
・活字ばかりの書籍が苦手な人
書籍情報
タイトル:
沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-
著:
松尾茂起(株式会社ウェブライダー)
絵:
上野高史
出版社:
株式会社インプレス
価格:
2,000円(+税)
ページ数:
631ページ
概要
こちらはWebサイトの記事の書き方「Webライティング」をどのように行うのがよいのかをまとめた書籍です。
ストーリー仕立てとなっており、ページ数の割に非常に読みやすいです。
どんなストーリーかというと、実はこの書籍、ブログを元に作成された書籍のため、ストーリー部分はWebで無料で読むことができます。
数々のWebサイトの集客を救ってきたWebマーケッター「ボーン・片桐」が、Webライティングの本質を教えるハードボイルド…
独特の絵は好き嫌いがあると思いますが、読み進めるうちに気にならなくなります。
私も最初は、うーん。。。という感じでしたが、序盤で慣れて愛着が湧いてきました。
書籍版は上記のストーリーに加えて、それぞれ詳細な解説ページが追記されており、ストーリーで出てきたWebライティング技術をわかりやすくまとめています。
技術だけを短時間で学びたい方は、この解説ページだけ読めばよいと思います。
また、本書よりも先に「沈黙のWebマーケティング」という書籍も販売されています。
こちらは私は読んでいないので内容についてはコメントできないのですが、「沈黙のWebライティング」だけ読んでも内容理解には全く問題ありませんでした。
良かったところ
(1)ストーリ仕立てのため内容がわかりやすい
Webの記事を書くためには、戦略的に何を考えなくてはいけないのかを順序立てて、ストーリーで説明しています。
そのため内容を理解しやすいです。
このあたり、非常に初心者向けです。
(2)ストーリーで概要を掴んだ後に詳細を解説記事でフォロー
大体の流れをストーリーで掴んだ後に、「その心は」を解説記事でフォローしています。
理解しやすい流れで解説記事がわかりやすいです。
(3)初歩の初歩をカバー
例えば記事を書くときの改行の仕方や、記事の冒頭に誰向けの記事なのかを書くなど、基本的な技術の解説がしっかりしてあります。
こういった系統の書籍は概念の説明に終始しており、具体的な手法については説明が薄い場合が多いので、このあたりは非常に重宝しました。
例えばこの記事の冒頭に【こんな人向けの記事です】を書いていますが、これは本書を読んでやり始めたことです。
このようにすぐに真似できるテクニックがいくつも紹介されています。
(4)ライターにお願いするなど、中級以上の内容も盛り込まれている
初心者ではそこまで考えが及ばないと思われること、例えばライターを雇って記事を書くとか、インタビューをして記事を書くなど、中級以上の内容もカバーしています。
こんなことができるように頑張らねば!と思わせてくれる内容です。
(5)中立な立場での内容
何か特定の技術や製品に偏ることなく、あくまで中立的な立場から一般論として技術紹介されています。
そのためどのようなユーザでもためになる内容となっています。
もう一歩のところ
(1)ストーリーは無料で読める
前述した通り、ストーリー部分はブログ記事として無料で公開されています。
本書のうち7割はこのストーリー部分となるため、金額を考えると少し損した気分になります。
(2)本が分厚く持ち運びには不便
621ページの対策のため、本の厚み、重みがそこそこあります。
私は書籍で購入したのですが、持ち運んで読む気にはならず、家で読みきりました。
Kindle版も出版されているので、持ち運び必須の方は電子書籍をお勧めします。
まとめ
・初級から中級者向けのわかりやすい書籍です。
・これからWebライティング学ぶぞーという人にはおすすめです。
・しかしWebで大半の内容を無料で読むことができます。
・まずはWebで読んでみて、もう1歩踏み込んだ解説を読みたい!という人が買うと良いです。
(参考)
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